厚生労働省
更新日:2022年4月15日

「国民生活の保障・向上」と「経済の発展」を目指すために、
①社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上・増進と、
働く環境の整備、職業の安定・人材の育成を総合的・一体的に推進すること
②少子高齢化、男女共同参画、経済構造の変化などに対応し、
社会保障政策と労働政策を一体的に推進すること
を担う日本の省庁。
産業保健に関わる様々な制度や法令など一次情報にあたるため、
すべての専門職に確認してほしいです!!!!
ここからは、普段の活動内容や産業保健専門職におすすめの理由をご紹介していきます。
[目次]
| 厚生労働省の概要
ひとが生まれてから亡くなるまでの社会福祉、社会保障を始め、ライフステージごとの保障として働く環境の整備やルールメイキングを行っている省庁です。
産業領域だと、「雇用・労働」分野の情報を取りに行くことが多くなるでしょう。
<例>
労働基準法や労働契約、感染症、労働災害、介護・育児休業など仕事と家庭の両立、
雇用均等施策、テレワークなど
| 厚生労働省の特徴
厚生労働省の運営するメディアがすごい
産業保健専門職として働くうえで、整った一次情報があると企業や従業員へも情報共有がしやすいですよね。厚生労働省が運営するメディアのなかでも、
特に業務に活用しやすい2つをご紹介します。
こころの耳
こころの耳は、
職場のメンタルヘルス対策(自殺予防対策を含む)及び過重労働対策について、事業者、労働者、家族等への的確な情報提供の基盤を整備すること
を目的に開設されたホームページです。
メンタルヘルスに関するeラーニングの受講や情報配信、職場のメンタルヘルス対策の取組事例、SNSや電話での相談窓口など多岐にわたって紹介がされています。
衛生講話等での情報提供に加えて、従業員のセルフケアを促すためのツールとしても活用の幅があるサイトです。
あかるい職場応援団
あかるい職場応援団は、
職場のパワーハラスメント問題の予防・解決に向け、問題に関する様々な情報発信を行なっていくこと
を目的に解説されたホームページです。
ハラスメントの定義や裁判例、データでみるハラスメントなどの情報配信に加え、
ハラスメントに悩む当事者、ハラスメントと言われた管理者、社内でハラスメントが発生した人事担当者の立場別に検索することも可能です。
ハラスメントについては、専門家だけで解決できないケースがほとんどなので、
人事担当者などとも情報共有ができるとよさそうですね。
| 産業保健専門職におすすめの理由
厚生労働省はルールメイカーであり、一次情報源なので産業領域に関わらず
医療職や支援職にはチェックがかかせないホームページです。
人事担当者や経営者などから質問を受けることも多いでしょうから、
メールマガジンへ登録するなど、最新情報を手に入れられる仕組みを作っておくことをおすすめします。
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